大きな地震のニュースを見るたびに「うちの持ち出し袋、中身が古いままだ」と気になったことはありませんか。古民家や築年数の古い戸建てに住んでいると、土壁の崩落や瓦の落下、家具の転倒で玄関までたどり着けなくなるリスクがマンションより高いと言われています。この記事では、非常用持ち出し袋に何を・どの順番で入れるべきかを、総務省消防庁や自治体の防災ガイドを参考に整理しました。ポータブル電源や携帯トイレの詳しい選び方は既存記事に譲り、ここでは「まず袋に何を詰めるか」の全体像に絞って解説します。
この記事でわかること
- 非常用持ち出し袋に入れる品目の優先順位(最優先8点+できれば入れたいもの)
- 古民家・戸建てならではの追加アイテムと避難経路の注意点
- 持ち出し袋・非常食・ライトを選ぶときのチェックポイント
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- DABADA LEDランタン63灯(手回し・ソーラー)(GISE(ジセ))
- EVERSAFE防災セット(1人用リュック)(防災用品・災害対策 ピースアップ)
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古民家・戸建てだからこそ持ち出し袋が重要な理由
「うちは平屋だから大丈夫」と思っていても、油断は禁物ですよね。古い土壁は繊維や竹小舞を芯にしているため、新しい耐震壁と比べて崩落しやすいと一般的に言われています。瓦屋根も強い揺れで瓦がずれ落ち、玄関先や庭に破片が散らばって避難の妨げになることがあります。
マンションと違って敷地内に納屋や倉庫、ブロック塀がある家も多く、避難経路そのものが塞がれる可能性も考えておきたいところです。だからこそ、玄関や寝室のすぐ手が届く場所に持ち出し袋を置き、揺れが収まったらすぐ外に出られるようにしておくことが大切です。
最優先で入れるべき8点【消防庁・自治体の推奨リスト】
何から揃えればいいか迷う方は多いはずです。総務省消防庁や各自治体の防災ガイド(例として東京都荒川区の非常用持ち出し袋チェックリストなど)では、最優先で備えるべき品目として次のようなものを挙げています。
- 飲料水(1人1日3リットルが目安とされています)
- 非常食(アルファ化米・レトルト食品・栄養補助食品など、調理せずに食べられるもの)
- 懐中電灯・ランタン(予備電池または手回し・ソーラー充電タイプ)
- 携帯ラジオ(停電時の情報収集用。手回し式が推奨されています)
- 救急用品・常備薬(持病がある場合は薬の名前も控えておくと安心です)
- 現金(小銭を含む。停電時はキャッシュレス決済が使えないことがあります)
- 重要書類のコピー(保険証・通帳・身分証明書など)
- 携帯電話の予備バッテリー・充電器
非常食は、まず持ち出し袋に1〜2食分だけ入れておき、自宅の備蓄(3日〜1週間分)とは別枠で考えるのが現実的です。次のような12種類の主食が揃ったセットなら、味の偏りを避けやすくなります。
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尾西食品 アルファ米12種コンプリートBOX(あんしんの殿堂防災館)
尾西食品のアルファ米12種が1箱にまとまったセットで、5年保存が可能です。毎回同じ味に飽きやすい人や、家族で味の好みが分かれる家庭に向いています。執筆時点 ¥5,076(変動あり)。
できれば入れておきたいもの
最優先8点を揃えたら、次は季節や家族構成に合わせて足していきましょう。自治体の推奨リストでは、次のようなものも挙げられています。
- ヘルメットまたは防災頭巾(瓦や土壁の破片から頭を守るため)
- 厚手の軍手(滑り止め付きだと、瓦礫やガラス片を扱うときに安心です)
- 笛・ホイッスル(閉じ込められたときに体力を使わず助けを呼べます)
- 雨具・防寒具(避難所や屋外での待機を想定したもの)
- マスク・除菌シート・携帯トイレ(衛生用品はまとめて1つの袋に)
- タオル・着替え・使い捨てカイロ
古民家や庭付き戸建てでは、瓦礫や折れた枝を踏んで避難する場面も想定されます。底の厚い運動靴を袋の外側やすぐ手に取れる場所に用意しておくと安心です、という声もよく聞かれます。
暗闇での移動を助けるライトと情報収集手段
停電した夜間の古民家は、廊下や階段が真っ暗になり足元が見えにくくなります。懐中電灯は各部屋に1つずつ、持ち出し袋にも予備を1つ入れておくと安心です。手回し・ソーラー充電に対応したランタンなら、電池切れの心配を減らせます。
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DABADA LEDランタン63灯(手回し・ソーラー)(GISE(ジセ))
USB・手回し・ソーラー・電池の4通りで充電でき、電池が手に入らない状況でも使い続けられます。停電が長引きやすい山間部の古民家に向いています。執筆時点 ¥2,998(変動あり)。
モバイルバッテリーや防災ラジオを含めた電源系アイテムをまとめて選びたい場合は、ポータブル電源だけじゃない防災家電|モバイルバッテリー・防災ラジオ・カセットガス発電機の選び方で詳しく解説しています。
持ち出し袋本体を選ぶときのチェックポイント
中身を揃えても、袋そのものが背負いにくいと避難のスピードが落ちてしまいます。自治体のガイドでは「両手が自由に使えるリュックタイプ」「難燃性の生地」が推奨されています。重さの目安は15〜20kg以内で、実際に背負って歩けるかを事前に確認しておくと安心です。
一から揃えるのが大変な場合は、防災士監修の基本セットにリュック・非常食・簡易トイレなどが最初からまとまっているタイプを土台にして、家族構成に合わせて中身を足し引きする方法もあります。
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EVERSAFE防災セット(1人用リュック)(防災用品・災害対策 ピースアップ)
撥水加工のリュックに非常食・保存水・懐中電灯・簡易トイレ・救急セットが一通り入った防災士監修セットです。何から揃えればいいか分からない人が、最低限の土台を作るのに向いています。執筆時点 ¥8,800(変動あり)。
停電・断水が同時に起きた場合の備え方は、台風シーズンの停電・断水、これで乗り切る。ポータブル電源×携帯トイレの後悔しない選び方で、携帯トイレの選び方まで含めて紹介しています。ポータブル電源や防災ラジオなど家電まわりを網羅的に見たい方は、防災家電まとめ|停電・断水・台風シーズンの備え方を悩み別に紹介【2026年版】も参考にしてください。
注意: 非常食や電池には使用期限があります。防災の日(9月1日)など年に一度タイミングを決めて、賞味期限・電池残量・薬の使用期限をまとめて点検すると忘れにくくなります。
準備・管理のコツ
せっかく揃えても、置き場所を家族が知らなければ意味がありませんよね。玄関や寝室の近くなど、揺れが収まってすぐ持ち出せる場所に置き、家族全員でどこにあるかを共有しておきましょう。
楽天市場は毎月「5」「0」のつく日にポイント倍率が上がりやすいタイミングがあるので、まとめて買い足すときの目安にすると良いでしょう。
よくある質問
持ち出し袋は1人1つ必要ですか?
体格や体力に差があるため、大人と子どもで分けて持てるようにするのが基本とされています。小さな子どもがいる家庭では、大人用と子ども用に中身を分散させておくと、片方が持てなくなっても最低限の備えが残ります。
非常食はどのくらいの量を入れればいいですか?
持ち出し袋自体は「避難所まで移動するための1〜2食分」を目安にし、自宅での備蓄(3日〜1週間分)とは別に考えるのが一般的です。重くしすぎると避難のスピードが落ちてしまう点にも注意しましょう。
古い家に住んでいる場合、特に注意することはありますか?
土壁の崩落や瓦の落下で玄関周りが塞がれる可能性があるため、寝室からも脱出できる経路を事前に確認しておくと安心です。ヘルメットや厚手の軍手など、瓦礫を想定したアイテムを優先的に足しておくとよいでしょう。
まとめ
非常用持ち出し袋は、水・食料・懐中電灯・ラジオ・救急用品・現金・書類・充電器の8点を最優先に、季節や家族構成に合わせて足していくのが基本です。古民家や戸建てに住んでいる場合は、土壁や瓦屋根の倒壊リスクを踏まえて、ヘルメットや厚手の軍手、避難経路の確認もあわせて準備しておくと安心です。電源まわりや携帯トイレの詳しい選び方は、関連記事もあわせてチェックしてみてください。
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