「停電に備えてポータブル電源を買ったけれど、それだけで本当に大丈夫だろうか」。そう感じたことはありませんか。
古民家や戸建てにお住まいの方は、マンションよりも停電の影響を受けやすい面があります。井戸ポンプや灯油ボイラーなど、電気で動く設備が多いお宅も少なくありません。
ポータブル電源は心強い味方ですが、価格が高く容量にも限りがあります。台風や地震で停電が長引いたとき、実は「小さくて使い回しの利く防災家電」の存在が地味に効いてきます。この記事では、モバイルバッテリー・防災ラジオ・カセットガス発電機という3つのアイテムに絞り、それぞれの選び方と使い分けを解説していきます。
近年は台風シーズンのたびに、長時間停電のニュースを目にする機会が増えました。「うちも備えておかないと」と感じつつ、何から揃えればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。予算に応じて段階的に揃えられるのも、この3アイテムの魅力です。
この記事でわかること
- モバイルバッテリーを選ぶときに見るべき容量・出力の目安
- 手回し式とソーラー式、防災ラジオはどちらを選ぶべきか
- カセットガス発電機が活躍する場面と使用時の注意点
- 古民家・戸建てならではのコンセント事情や井戸ポンプへの備え
- 家族構成別に見る、防災家電の組み合わせプラン例
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- モバイルバッテリー 大容量 23600mAh PD22.5W 急速充電 Type-C出入力 残量表示 LEDライト付き
- モバイルバッテリー 60000mAh 大容量 Max27W急速充電
- Greeshow 防災ラジオ 手回し ソーラー充電 イヤホンジャック付 多機能タイプ
- EENOUR インバーター発電機 カセットボンベ式 定格出力0.7kVA
楽天市場で見る 選び方の根拠は本文で解説しています。
ポータブル電源だけで十分か
当サイトでは以前、ポータブル電源を中心にした戸建ての停電対策記事をご紹介してきました。ポータブル電源は炊飯器やドライヤーなど、消費電力の大きい家電も動かせる頼もしい存在です。
ただし価格は数万円〜十数万円と高く、一家に一台あれば安心とは言い切れません。バッテリー切れの後は再充電に時間がかかりますし、複数の部屋で同時に電気を使いたい場面には向いていないのです。
💡ポイント
ポータブル電源は「家全体の予備電源」、これから紹介する3アイテムは「用途別のピンポイント装備」と考えると役割分担がしやすくなります。
この記事ではあえてポータブル電源を主役にせず、それを補う3つの防災家電を掘り下げます。予算的にポータブル電源が難しいご家庭にも、参考にしていただける内容です。
モバイルバッテリーの選び方
スマートフォンは災害時の情報収集や安否確認に欠かせない存在ですよね。停電が数日続くと、モバイルバッテリー1個では心もとなくなってきます。
選ぶときの基準は主に3つです。まず容量、次に出力(急速充電に対応しているか)、そして同時充電できる台数です。家族の人数が多いご家庭ほど、大容量タイプを優先すると安心感が違います。
一般的な目安として、スマホ1台をフル充電するには5,000mAh前後が必要とされています。1万mAh台なら2〜3回分、2万mAh台なら4〜5回分の充電が期待できる計算です。
| タイプ | 容量目安 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 標準タイプ | 10,000〜20,000mAh | 単身・夫婦2人暮らし |
| 大容量タイプ | 20,000〜60,000mAh | 子育て世帯・3人以上 |
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モバイルバッテリー 大容量 23600mAh PD22.5W 急速充電 Type-C出入力 残量表示 LEDライト付き
価格:2,980円(税込・変動あり)
4本のケーブルを内蔵しているので、家族それぞれの機種が違っても対応しやすいのが特徴です。残量表示があると、次に充電すべきタイミングが分かりやすく便利ですね。
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モバイルバッテリー 60000mAh 大容量 Max27W急速充電
価格:3,680円(税込・変動あり)
60,000mAhクラスなら、スマホを1週間近く充電し続けられる計算になります。子供部屋用・寝室用など、家の中に2〜3個分散させておく使い方もおすすめです。
防災ラジオは手回しかソーラーか
停電時、テレビが使えないと情報源が一気に減ってしまいます。そんなときに頼りになるのが防災ラジオです。
防災ラジオには大きく分けて「手回し充電式」と「ソーラー充電式」があります。実際には両方を搭載したハイブリッドタイプが主流になってきました。
| 方式 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 手回し充電 | 天候・時間帯を選ばず充電できる | 手回し作業に手間と時間がかかる |
| ソーラー充電 | 日中は手間なく自動で充電できる | 夜間や悪天候時は充電できない |
古民家は軒が深く、日当たりが限られる部屋も多いですよね。ソーラー充電をあてにする場合は、窓際や縁側など、日光が入る場所を事前に確認しておくと安心です。
⚠️注意
ソーラーだけに頼るのはリスクがあります。手回し・乾電池・USBなど複数の充電方式を備えたモデルを選んでおくと、天候に左右されにくくなります。
[PR] 手回しとソーラーの両方に対応した、多機能タイプの防災ラジオをご紹介します。
Greeshow 防災ラジオ 手回し ソーラー充電 イヤホンジャック付 多機能タイプ
価格:3,780円(税込・変動あり)
AM/FMラジオに加えて、LEDライトやスマホへの給電機能を備えたモデルも増えています。1台で複数の役割をこなせるので、置き場所に困らないのも古民家向きと言えそうです。
カセットガス発電機の出番
「井戸ポンプが動かない」「冷蔵庫の中身が心配」。停電が長引くと、そんな悩みが出てくる方も多いのではないでしょうか。
モバイルバッテリーやポータブル電源では出力が足りない場面で活躍するのが、カセットガス式の発電機です。家庭用のカセットボンベで動くタイプなら、備蓄している方も多く扱いやすいのが利点です。
ガソリン式に比べて燃料の保管がしやすく、経年劣化の心配も少ないと言われています。井戸ポンプや灯油ボイラーなど、瞬間的に大きな電力を必要とする設備がある古民家では、検討する価値があるアイテムです。
⚠️注意
発電機は排気ガスを出すため、屋内での使用は絶対に避けてください。一酸化炭素中毒のリスクがあるため、屋外の風通しの良い場所で使用するのが原則です。
[PR] 家庭用として扱いやすいサイズの、カセットボンベ式インバーター発電機を紹介します。
EENOUR インバーター発電機 カセットボンベ式 定格出力0.7kVA
価格:47,900円(税込・変動あり)
価格は数万円と、ポータブル電源の上位モデルに近い水準です。頻繁に使うものではないからこそ、購入前に必要な出力(W数)を確認しておくことが大切ですね。
古民家・戸建て特有の注意点
ここからは、古民家や戸建てならではの事情を整理しておきます。マンション暮らしとは違う視点が必要になる場面が意外とあるものです。
まず気をつけたいのがコンセントの数です。築年数の古い住宅は、今の暮らしを想定した配線になっていないケースが少なくありません。1つのコンセントに複数の充電器を差す「タコ足配線」は、火災リスクを高めるため避けましょう。
次にWi-Fiルーターの電源維持です。停電時は当然ルーターも止まってしまいます。モバイルバッテリーでルーターに給電できるタイプを1台用意しておくと、スマホのテザリングに頼らず通信を確保できます。
そして井戸ポンプや浄化槽のブロワーなど、電気で動く給水・排水設備がある場合は要注意です。これらは停電と同時に使えなくなるため、断水と同じ状況になり得ます。設備の消費電力を事前に確認し、発電機で動かせるかどうかを調べておくと安心感が違います。
💡ポイント
井戸ポンプは起動時に大きな電力(起動電力)を必要とすることが一般的です。発電機を検討する際は、メーカーやポンプの取扱説明書で必要な出力を確認しておきましょう。
もうひとつ見落としがちなのが、分電盤やブレーカーの容量です。古い住宅では、今の家電の使い方に合わせた容量になっていないこともあります。充電器を何台も同時に使うと、ブレーカーが落ちてしまう可能性もゼロではありません。停電時に限らず、普段から使用中のコンセント数を把握しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
揃える順番の目安
「結局、何から買えばいいの」という声もよく聞かれます。ここでは費用対効果を踏まえた、揃える順番の考え方を紹介します。
最初の一歩としておすすめなのは、価格が手頃で置き場所にも困らないモバイルバッテリーです。次に、情報収集の要となる防災ラジオを揃えると、スマホの充電が切れても情報源を確保できます。
⚠️注意
カセットガス発電機は数万円単位の出費になるため、本当に必要かどうかを見極めてから購入するのがおすすめです。井戸ポンプなど電動設備がない住宅では、優先度は下がります。
家族構成別の備蓄プラン
ここまで紹介してきたアイテムを、家族構成別の組み合わせとして整理してみます。あくまで一例として、参考にしてみてください。
| 家族構成 | おすすめの組み合わせ |
|---|---|
| 単身・夫婦2人 | 標準容量モバイルバッテリー1〜2個+防災ラジオ1台 |
| 子育て世帯 | 大容量モバイルバッテリー2個+防災ラジオ+Wi-Fi維持用予備バッテリー |
| 高齢者同居・井戸ポンプあり | 上記に加えてカセットガス発電機を検討 |
子育て世帯は情報端末を使う人数が多く、電力の消費量も増えがちです。高齢のご家族が同居していたり、井戸ポンプなど生活に直結する設備がある場合は、発電機の導入も現実的な選択肢になってきます。
高齢のご家族がいる場合は、防災ラジオの操作性にも気を配りたいところです。ボタンが大きく、文字表示が見やすいモデルを選ぶと、いざというときにも使ってもらいやすくなります。普段から一緒に操作を確認しておくと、より安心感が増すはずです。
まとめ
ポータブル電源は確かに心強い装備ですが、それ単体で全ての停電リスクをカバーするのは難しいものです。モバイルバッテリー・防災ラジオ・カセットガス発電機、それぞれ役割が違うからこそ、組み合わせる意味があります。
古民家や戸建てにお住まいの方は、コンセント事情や井戸ポンプなど、一般的なマンション暮らしとは違う視点での備えが必要になります。まずは家の中の電気事情を一度見直すところから、始めてみてはいかがでしょうか。
すべてを一気に揃える必要はありません。モバイルバッテリーから少しずつ、ご家庭の状況に合わせて備えを整えていくことをおすすめします。
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